「環境マネージャ」ダイアログボックス
レンダリングの環境設定のコントロール、およびこれらの環境設定の表示状態のコントロールが含まれています。
このダイアログボックスには、次からアクセスすることができます。
Luxology環境は、保存しておいて、レンダリング実行時にリコールすることができます。この環境は、DGNライブラリファイル(DGNLib)に保存できるという点で、レンダリング設定と似ています。環境設定をMicroStationの任意のインスタンスで使用する場合には、Render.dgnlibを編集するか、またはカスタム環境で新しいライブラリファイルを作成して、DGNLib検索パスに配置することができます。環境のタイプは、空、光プローブ、画像、画像キューブ、グラデーションです。すべての環境でシーン上に生成される間接照明は、「輝度」スライダを使用して調整できます。有効にした環境でモデルまたはシーンだけを照らすには、「既存の照明を上書き」オプションを選択します。
設定 | 説明 |
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設定一覧を表示 | 環境設定のツリービューの表示を切り替えます。一覧から環境設定を選択(1回クリック)すると、ダイアログボックスのタブ付きセクションに設定値が表示されます。ツリービューのエントリをダブルクリックすると、そのエントリがアクティブな環境設定になります。非表示の場合には、下矢印をクリックすると使用可能な環境設定のドロップダウンメニューが開きます。 |
新規設定 | 新規の環境設定ファイルを作成します。 |
設定を保存 | 既存の設定を変更した場合、または新規の設定を作成した場合には、保存できることを示すために「設定を保存」アイコンが有効になります。保存されていない設定の名前は、ツリービューに青色で表示されます。 |
設定をコピー | 選択した設定のコピーを作成します。設定がRender.dgnlibに存在する場合は、ローカルコピーが作成されます。 |
設定を削除 |
選択した設定を削除します。削除できるのはローカルの設定だけです。
ライブラリに存在する設定をコピーして削除する場合、ローカルコピーが削除されると、ライブラリのシンボルがグレーに変わります。外部DGNライブラリに保存されていないローカル設定を削除すると、永久に削除されます。 |
設定をリセット | (設定を変更した場合のみ有効)設定が保存されていた元の状態に戻ります。 |
ライブラリから更新 | ローカル設定を、DGNライブラリの設定と一致させます。 |
環境有効化 | オンの場合、この環境がレンダリング処理中に使用されます。 |
既存の光源を上書きする | (環境が有効な場合のみ)モデルの既存の光源が無視され、シーンの照明に環境設定だけが使用されます。 |
カメラ | ビューの背景色が正常に表示される場合、環境が表示されます。 |
間接 | この環境を間接的な光源として使用するかどうかを制御します。「既存の光源を上書き」オプションを選択した場合には、「間接」オプションを有効にしておく必要があります。有効でない場合、光がまったく生成されません。 |
オプションメニュー | 間接照明の光源である環境タブ(メインまたは間接)を決めます。 |
反射 | ビューの背景色が正常に表示される場合、環境が反射して表示されます。 |
屈折 | ビューの背景色が正常に表示される場合、環境が透過要素を通して表示されます。 |
「メイン」と「間接」タブ | 「メイン」と「間接」タブは、環境画層を設定するために使用されます。「メイン」画層は表示のための層で、「間接」層は表示されている環境を不鮮明にすることなくシーンに間接照明を提供するための層です。 |
背景有効化 | 「有効化」がオンの場合、レンダリング実行時にリコールする指定の環境設定で、背景に使用する色または画像を設定して保存できます。背景には「空白」、「色」、または「画像」を選択できます。 |
霧有効化 | 「有効化」がオンの場合、霧の効果がレンダリングされます。 |
環境色を使用 | オンの場合、霧の色が現在の環境と一致します。 |
霧の明るさ | 霧の明るさレベルを調整します。 |
霧タイプ | 霧タイプを「指数」または「直線」に設定します。「指数」に設定した場合、霧の密度を設定できます。「直線」を選択すると、「霧の開始」と「霧の終了」距離を設定できます。 |
密度 | (「指数」に設定された霧タイプ)霧効果の使用方法を制御します。アイテムがカメラから遠ざかるにつれ、霧の強さは累乗的に増加します。 |
霧の開始 | 霧の終了 | (「直線」に設定された霧タイプ)霧の開始と霧の終了を設定します。 |