シーケンスを記録するには
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「フライスルーを作成」ダイアログボックスで「ツール」>「記録」の順に選択します。
「アニメーションを記録」ダイアログボックスが開きます。
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「フォーマット」オプションメニューから、シーケンスを保存するフォーマットを選択します。
選択するフォーマットの詳細については、下記の注意を参照してください。
- 「ファイル」フィールドにシーケンスファイル名、または一連のファイルのうち最初のファイル名を入力します。
- 「ディレクトリ」と「ドライブ」の各コントロールで、保存先のディレクトリとドライブを指定します。
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「OK」をクリックします。
注記: TargaやTIFFなどのセパレートフレーム画像が作成されるフォーマットを選択するようにお勧めします。これらのフォーマットを選択した場合、シーケンス内のフレームごとにセパレートファイルが自動的に作成されます。既定では、フォーマットを選択するとファイル名の末尾に番号が追加されます。この番号は、フレームを保存するたびに増分されます。たとえば、ファイル名が「orbit.dgn」の場合、Targaフォーマットのシーケンスの最初のフレーム名は、既定で「orbit01.tga」になります。以降のフレームファイル名は、「orbit02.tga」、「orbit03.tga」、「orbit04.tga」などと付けられます。プロセスへの割り込みが発生した場合でも、後で元に戻して、そのシーケンスの次のフレーム番号から捕捉できます。既定以外の名前を使用する場合、記録時に番号を増分してフレーム名に付加するようにします。
「FLI」または「FLC」を選択した場合、シーケンスは単一の256色アニメーションファイルとして保存されます。「Windows AVI」を選択した場合、シーケンスは単一の24ビット色アニメーションファイルとして保存されます。ただし、これらのフォーマットの場合、アニメーション全体を処理完了のたびにメモリに保持する必要があります。割り込みが発生した場合は、シーケンス全体が失われて再開の必要が生じる可能性があります。この理由から、上記以外のフォーマットを選択するようお勧めします。後で必要に応じて、ムービープレーヤを介してシーケンスをFLI/FLCまたはAVIに変換することも可能です。
注記: 解像度が低ければ低いほど、各フレームは高速でレンダリングされます。たとえば、照明とカメラの設定をテストするには、低い解像度を使用します。作成結果に満足したら、より高い解像度でシーケンスを記録します。
「フライスルーを作成」で作成するアニメーションを滑らかにするには:
シーケンスに表示する要素は制御できます。シーケンスに照明またはカメラパスを含めないようにするには、下書き要素として要素を配置するか、別の画層に要素を配置します。シーケンスを記録するときに、「下書き」または特定の画層をオフにして出力先ビューに表示しないようにします。「下書き要素」の表示は、「ビュー属性」ダイアログボックスでオン/オフを切り替えます。