名前付き演算式のシンボル
名前付き演算式で使用するシンボルは、値とプロパティです。次に示すように、シンボルの表記はソースのタイプに依存します。
- アプリケーション定義の値 - System.Math.PIなど。
- アプリケーション定義のメソッド - System.Math.Sin(a)など。
- アクセス文字列 - 空白、演算子、パラメータのいずれも含まないもの。次に例を示します。ActiveFile.Author
シンボルセット
シンボルはシンボルセットにグループ化されます。シンボルセットの発行は、シンボルプロバイダの呼び出し元のアプリケーションが行います。この製品には、次のような標準的なシンボルセットがあらかじめ組み込まれています。
- System.Math - 標準的な数学関数のシンボル。Sin()、Cos()など。
- Session - セッション固有のシンボル。ActiveCommandKeyin()、ActiveModelIs3D()、isNamedToolBoxOpened()など。
名前付き演算式を定義するときは、処理のオーバーヘッドをできるだけ少なくするために、式を作る上で必要なシンボルセットのみを指定するようにしてください。