ManageExceptionLogs.vbsスクリプトを使用した例外ログの管理
ManageExceptionLogs.vbsスクリプトは、Visual Basic Scriptで記述されているため、特定のサイトに合わせて簡単にカスタマイズすることができます。ManageExceptionLogs.vbsは、次の手順を実行します。
- "$(MS_TMP)ExceptionHistory-20"(またはスクリプト内で"g_maxLogsToKeep"が設定されているすべてのもの)を削除します。
- 既存のすべてのサブディレクトリを次の高い値にシフトします。次に例を示します。
- $(MS_TMP)ExceptionHistory-1\を作成します。
- 最後に作成されたException.logとMiniDump.dmpを$(MS_TMP)ExceptionHistory-1\に移動します。
- オプションで、例外が発生したコンピュータの名前を知らせるE-MailをCADマネージャに送信します。これは、MicroStationのプレリリース版の最初に展開するときに特に便利です。スクリプトの変数"g_emailHostName"、"g_emailCADAdministrator"、および"g_emailUserDomain"に会社またはサイトに固有の値を指定する必要があります。
- その他のユーザー固有の処理は、スクリプトの"Sub Main"ルーチンの末尾近くで実装または呼び出します。
必要な場合、MicroStationの例外処理をユーザー固有の処理に完全に置換することができます。例外情報を記録した後でMicroStationは、変数$(MS_ProcessExceptionLog)を調べ、"ウィンドウ表示制御"("ShowWindow"に関するMicrosoft Windows APIドキュメントのSW_xxxx定数を参照)およびオプションの引数を含む実行可能ファイルの両方を解析します。たとえば、msfiles.cfg内には既定のMicroStation処理構成セットがあります。
これは、wscriptがmanageExceptionLogs.vbsを非表示のウィンドウで実行することを示します。