ファイル名
既定の印刷ファイル名を指定します。このプロパティがWindowsプリンタドライバ用に定義されている場合は、このプリンタドライバ構成ファイルがロードされるたびに「印刷」ダイアログボックスの出力先が"プロットファイルを作成"に設定されます。
既定の印刷ファイル名が、"\\printserver\hp1055"や"10.8.0.1"のようにUNC共有やLPRポートに設定されている場合は、プロットファイルは作成されず、「印刷」ダイアログボックスから直接プリンタに印刷が送信されます。
.PLTCFGエディタ内 | |
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プロパティ名またはレコード名 | ファイル名 |
シンタックス | . |
値 | <拡張子を除いた印刷ファイルの名前> |
既定 | $(MS_PLTFILES)$(basename(_DGNFILE))-$(MS_PLTMODELNAME)<autoInc?prefix=-?digits=3?base=0> |
次の変数を使用すれば、既定の印刷ファイルの名前を文字置換を通して変更することができます。
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.pltcfgファイル内の$(_DGNFILE) - 既定の印刷ファイル名として開いているDGNファイル名を使用します。
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.pltcfgファイル内の$(MS_PLTMODELNAME) - 既定の印刷ファイル名として開いているモデル名を使用します。
<autoInc?prefix=-?digits=d?base=n> - ファイルの拡張子ではなくファイル名の後にダッシュ"-"を追加し、さらにその後に自動的に増加する番号を追加します。たとえば、Solids-Primitives-000.pdfとなります。"d"は桁数で置き換え、"n"は自動的に増加する番号の開始(ベース)番号で置き換える必要があります。<autoInc>変数は、既定の印刷ファイル名の任意の位置に挿入できます。