ソリッド上の面の選択
フィーチャベースのソリッドを使用すると、既定で、画面ポインタはビュー内で表示される面のみを選択します。つまり、ビューで実際に見た場合にソリッドの残りの部分によって隠されている面は無視されます。たとえば、アイソメ ビューに直方体が表示されているとします。既定では、この直方体の上にポインタを移動させたときにハイライト表示されるのは、直方体の上面、正面、および左側面のみです。
ワイヤフレーム表示モードではすべての面が表示され、実際に見た場合に隠れているかどうかに関係なくソリッドのすべての面を操作できるので便利です。MicroStationでは、このような操作ができる手段が用意されています。たとえば、例として挙げた直方体の背面を選択するには、直方体を選択した後、共通のエッジまたは頂点にスナップし、次にポインタを移動して必要な面をハイライト表示してからデータ点で承認します。エッジまたは頂点に点をスナップすると、共通のエッジまたは頂点に接している面のみがポインタによってハイライト表示されます。