テーブルシードを定義して、モデル内にテーブルを配置するときにこれを使用することができます。テーブルシードには、テーブルによって継承されるプロパティ、書式設定、スタイル設定、および文字を含めることができます。ただし、データソースを選択した場合は、対応するデータによって文字を上書きすることができます。
テーブルシードを作成するためのルールは、次のとおりです。
- テーブルシードは、MS_DGNLIBLIST構成変数で定義されたパスに配置されている.dgnlibファイルで定義することができます。
- テーブルシードの名前は、テーブルシードが作成されているモデルの名前です。
- テーブルシードが有効なのは、1つの要素のみを含み、その要素がテーブルである場合です。
- テーブル内の任意のセルに文字を追加する場合、セルをダブルクリックして「テキストエディタ」ウィンドウを開き、目的の文字を入力します。この方法により、文字がテーブル要素の一部となり、個別の要素として扱われなくなります。
- 各列の最初のボディセルは、各列の残りのセルのシードとして機能します。
テーブルシードを作成するには
- MS_DGNLIBLIST構成変数で定義されたパスに配置されている.dgnlibファイルを開きます。
- 新規モデルを作成します。
- 空のテーブルを配置します。
- 必要に応じてテーブルの書式設定を修正します。
- テーブル内の文字を追加または編集します。
注記: テーブルシードが有効なのは、シードモデル内に1つの要素のみが含まれる場合です。シードモデル内の要素の数をチェックするには、<Ctrl+A>キーを押してモデル内のすべての要素を選択してから、ステータスバーの「選択セット」領域内で、「要素の選択」アイコンの隣に表示されている数をチェックします。