既定では、DGNワークセットファイル(.dgnws)は、ワークセットのルートフォルダに保存されます。このファイルを別の場所に移動する場合は、デザインデータ(DGN)と構成データの場所を分けるために、_USTN_WORKSETSDGNWSROOT構成変数を使用できます。この構成変数は、作業環境内のすべてのワークセットのDGNWSファイルの場所を定義します。この構成変数は、作業環境の.cfgファイルで定義する必要があります。
作業環境の.cfgで
_USTN_WORKSETSDGNWSROOTに次の値を定義することで、作業環境ごとに.dgnwsファイルをワークセットフォルダ内や共通の場所に保存できます。
値
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説明
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$(_USTN_WORKSETSROOT)/
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すべてのワークセットの.dgnwsが_USTN_WORKSETSROOTフォルダに作成されます。
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$(_USTN_WORKSETSROOT)/CommonDGNWS/
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すべてのワークセットの.dgnwsがCommonDGNWSフォルダに作成されます。
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$(_USTN_WORKSETSROOT)$(_USTN_WORKSETNAME)/
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すべてのワークセットの.dgnwsがそれぞれのワークセットフォルダに作成されます。
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作業環境の.cfgで_USTN_WORKSETSDGNWSROOT = $(_USTN_WORKSETSROOT)/と定義すると、すべてのワークセットの.dgnwsが_USTN_WORKSETSROOTフォルダに作成されます。
ワークセットのルートフォルダ
- ワークセット1の.cfg
- ワークセット1の.dgnws
- ワークセット2の.cfg
- ワークセット2の.dgnws
- ワークセット3の.cfg
- ワークセット3の.dgnws
- ワークセット1
- ワークセット2
- ワークセット3
作業環境の.cfgで_USTN_WORKSETSDGNWSROOT = $(_USTN_WORKSETSROOT)/CommonDGNWS/と定義すると、すべてのワークセットの.dgnwsがCommonDGNWSフォルダに作成されます。
ワークセットのルートフォルダ
- ワークセット1の.cfg
- ワークセット2の.cfg
- ワークセット3の.cfg
- CommonDGNWS
- ワークセット1の.dgnws
- ワークセット2の.dgnws
- ワークセット3の.dgnws
- ワークセット1
- ワークセット2
- ワークセット3
作業環境の.cfgで_USTN_WORKSETSDGNWSROOT = $(_USTN_WORKSETSROOT)/と定義すると、すべてのワークセットの.dgnwsがそれぞれのワークセットフォルダに作成されます。
ワークセットのルートフォルダ
- ワークセット1の.cfg
- ワークセット2の.cfg
- ワークセット3の.cfg
- ワークセット1
- ワークセット2
- ワークセット3