TR.49.2 最適化によるメンバーの選定
このコマンドは、複数回の繰り返し解析/設計に基づく最適化手法を用いて、メンバーの選定を行います。
プログラムは、すべてのメンバーを最適化の手法に基づいて選定します。この手法は、構造全体の重量を減らすために、サイズの反復だけでなく解析を2回実行します。このコマンドは、処理時間が長くなるので注意して使用されるべきです。
注記
- このコマンドの出力は、TRACKパラメータによりコントロール可能です。さまざまなコードが種々のレベルの詳細度をサポートしています。TRACKパラメータの詳細については、「TR.48.1 パラメータの設定」のテーブルに説明されるように、ドキュメントの適切な節を参照してください。
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このコマンドは、解析と設計のサイクルを1回追加で実行するため、時間を要する可能性があります。各ステップは、CHECK CODE ALL、比の修正、SELECT ALL、PERFORM ANALYSIS、SELECT ALLで、この順に実行されます。このコマンドで使用される他のオプションについては、「TR.50 グループの設定」を参照してください。さらに最適化するために、このコマンドの繰り返しが要求されるかもしれません。
- このコマンドは、選択されたメンバーのサイズに基づいた結果に対して、プログラムに再解析を実行させません。しかし、解析結果と最終的なメンバーサイズの整合性を保つために、引き続いてPERFORM ANALYSISコマンドを入力すべきです。そうでない場合、ポスト処理機能は、直前の結果を変更されたメンバーサイズとともに表示します。