M.IS 1893応答スペクトルを追加するには
IS 1893コードに基づく地震荷重の応答スペクトルを指定するには、次の手順を使用します。
- 次のどちらかを行います。 「新規の追加: 荷重項目」ダイアログが開きます。
- 「応答スペクトル」タブを選択します。
- 「コード」リストで「IS-1893」を選択します。
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IS 1893固有のパラメータを指定します。
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位置の「下層土クラス」を選択します。
下層土オプション 説明 カスタム 選択した「補間タイプ」に基づいて、周期と加速度または変位の値のペアをテーブルに入力する必要があります。データ点間の値に対して「補間タイプ」を選択することもできます。 硬地盤、中間硬地盤、または柔地盤 平均応答加速度係数が計算されます。これらのオプションでは、「スペクトルタイプ」または「補間タイプ」を選択する必要はありません。 - (オプション) 「有効質量(IGN)によるモードを無視」オプションを選択し、パーセント値を入力します。 有効質量がこのパーセント値よりも小さいローカルモードやねじりモードは、無視できると見なされるため除外されます。
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位置の「下層土クラス」を選択します。
- (オプション)
「ねじりを使用」オプションを選択し、「動的な偏心(DEC)」と「偏心(ECC)」の係数を入力します。
動的偏心係数に静的偏心(重心と剛心の間の距離)を乗算して、動的偏心が求められます。この係数値は、通常、1.0以上にする必要があります。
偏心係数は、不測の偏心の値を計算するために使用されます。この係数値は通常0.05ですが、非常に不規則な建物では0.10に増やすことも考えられます。また、時計回りか反時計回りかに応じて正または負の値を入力できます。
- 各モードからの応答を組み合わせて全応答にするために使用する「重ね合わせ方法」を選択します。
- (オプション)
「保存」オプションをオンにして、重力の比率とradians/sec2でのジョイント加速度を含むファイルを作成します。
ファイル名はSTAAD入力ファイルと同じ場所に保存されます。ルートファイル名はSTAAD入力ファイルと同じですが、ファイル拡張子は.accになります。
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「補間タイプ」が「線形」か「対数」かを選択します。
スペクトル-周期曲線は、通常、Log-Logスケールのみにおいて線形であるため、数個のスペクトルデータ点しか入力しない場合は、対数オプションを使用することをお勧めします。
- 使用する「減衰タイプ」を選択します。明示的「減衰」を選択した場合は、すべてのモードで使用する減衰比を入力します。
- スペクトルを適用する方向を選択し、それぞれに係数(0~1.0)を入力します。
- (オプション)
必要に応じて、次のオプションの各手順を適用できます。
- 必要に応じて、「符号付き応答スペクトル結果オプション」のいずれかを選択します。
- 個々のモード応答荷重ケースを生成するには、「最初の荷重ケースを生成」オプションをオンにし、生成する荷重ケースの数を入力します。最初の生成荷重ケースに使用する荷重ケース番号を入力することもできます。 要求した荷重ケースの数が、抽出されたモードの数よりも多い場合は、抽出されたモードの数のみが使用されます。
- スペクトルデータに適用する「スケール」係数を入力します。
- モードに現れない質量の静的な効果を含めるには、「喪失質量」オプションをオンにします。この喪失質量モードのオプションのスペクトル加速度を入力します。
- 「喪失質量」オプションを使用する場合に、振動数に対応する加速度を指定するには、「ZPA」オプションをオンにして振動数を入力します。 喪失質量の加速度値とZPA振動数のどちらも指定されていない場合、33Hzのスペクトル加速度を使用して、喪失質量モードが計算されます。
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「追加」をクリックします。
現在選択されている荷重ケースに新規応答スペクトルが追加されます。